ゆけゆけ西君

今更ですが球児は伝説のスーパースターだと思うのです。

魔球とまで呼ばれたそのストレート一本で、並み居る強打者たちをばったばったと打ち取っていくそのさまは、下手なアニメよりわかりやすくドラマチックでした。
しかしスキルが高ければ伝説になれるのかというとそうではない。そこに人としてのドラマがないといけないのです。


矢吹ジョーは鑑別所から這い上がってきました。は?古い?わかってますからっ。はたまたギプスまでつけさせられた星君は数々の挫折からなんと消える魔球や大リーグボール3号を編み出し、挙句破滅の音を響かせ雑踏に消えて行きました…

球児も然りっ!
先発の目はあの後藤に打ち砕かれプロの世界から消え去るかと思われた、にもかかわらずっ、なんとっ、浮き上がるストレートを引っ下げ復活しスターの道を爆進しました。
その後も色々あって、もうダメだろと思われつつも、まさかのっ、びっくりっ、ぽんぽんぽーんっ、クローザーに復帰。
まさしくドラマ、全米が泣いた、知らんけど。 ドラマチックな人生がスターを作るのか、はたまたスターがドラマチックなのか、ドラマチックが止まらないってCCBかっ。

あ、CCBはロマンチックだわ。
まぁいいわ。


何故にこんな話をつらつらとしているのかというと西君です。

どうも文春は西君を狙ってくる。
去年のアレも文春でしたが今回新たに西君の若手への説教の事を嫌な感じで叩いています。 西君も色々闇があるっちゃあるのでしょう。しかし文春ごときに叩かれるのは西君がスーパースターではないからなのですっ。

力はある。
投手としては申し分ない。
ドラマです。
ドラマが足りないんです。

ここはひとつドラマチックな人生を捏造して真のドラマチックスーパースターになっちゃえば怖いもんなしっ!


さ、そんなわけで、
みなしごだった西君はある日動物園に行ったのです。その時虎のオリの前でケンカをしてなんと相手を叩きのめしたのです。それを見ていた組織の人間に連れて行かれて虎の穴で激しいトレーニングを積み重ねとうとう黄色い悪魔と呼ばれるまでに…

タイガーマスクかっ!


ま、梶原一騎ものはなんでも一緒なわけです


西君、もう白いベットのジャングルに嵐を吹き荒れさせてはいけないよ。