今年は無観客でのスタートでした。
応援団の鳴り物がない静かな中での試合は当初は違和感がありました。だけど打球音や捕球音、全力で投げる投手の息づかい、と、テレビの中継からでさえ聞こえてくる。
ファームの試合みたいだなと思いながらも、だけど、ああ、野球とは本来こういうスポーツなんだなと改めて気づかせてもらえたのです。
ナゴドのレフトへは今年は一度しか行けなかったけど、拍手やため息とかも試合を盛り上げていて実は鳴り物とかなくてもいいんじゃないかと思えてしまったのです。
鳴り物の応援団主導の応援。
確かに熱い。そして楽しい…時もあった。ちょっと前までは僕も張り切ってメガホン叩いていました。
だけどこうしてひとつひとつのプレーの音が聞こえるというのはまた違った熱さがあると再認識したのです。
ひとつひとつのプレーの音って、やっぱりいいですね。