忠臣蔵

昨日もくそみそでした。

そんな事はいいのです。
我らが阪神タイガースには讀賣を倒す使命があるのです。それが何故かはわかりません。強いて言うなら西と東に分かれて戦い負けた関ヶ原の戦いへの恨みでしょうか。知らんけど。とにかく東の雄には挑み勝たねばならないものなのです。そういうものです。たぶん。

しかし弱体化している雌伏の時を経て、目覚め、戦い、打ち勝たねばドラマになりません。


忠臣蔵をご存知でしょうか。
大石内蔵助は敵討ちを悟られぬため京の一力で遊び呆けました。昼行灯などとあだ名され馬鹿にされるように、仇討ちなんてさらさら考えてないよと思わせるため、昼行灯の名を甘んじて受け入れ、敢えて、敢えて遊びに遊び倒したのです。


すなわちっ!
我らが阪神タイガースのバカ行灯こと矢野監督も、まさかあの弱い阪神讀賣になんて勝てないだろうと思わせるために、敢えてっ!嫌々ながら、訳の分からない采配で、何かをカモフラージュしているのです。

故に今、個人にタイトルなど取らせてしまってはいけないのです。本気で打倒讀賣を目指していることが悟られてしまいますから。きっと矢野監督はそう考えているんです。決まってます。

だからこそ近本が出塁したらすぐさま送りバントなのです。当たり前です。盗塁の記録など作らせている場合ではないのです。
藤浪がリリーフに出たら、迷わず回跨ぎです。藤川球児二世などと、今、世間に評価されてしまってはいけないのです。
梅野の体調を気遣うふりをして坂本先発です。隙あらば坂本です。梅野を規定打席に届かせている場合ではないのです。

あれもこれも全て今年を雌伏の期間とし、来年讀賣に勝ちペナントを制するためなのです。
確かに泣けてきます。あまりの無能ぶりにファンは皆咽び泣いています。上岡龍太郎のようになんでやねんっとツッコんでいます。しかし敵を欺くにはまず味方から。関西のみならず全国の阪神ファンの怒りを一身に受けながらも、矢野監督は虎視眈々と来シーズンを見据えているはずなのです。誰よりも打倒讀賣を思っているはずなのです!

でなければ、こんなど素人采配など振るうわけがありませんっ!

来年こそいよいよ本懐を遂げるのです。讀賣を討ちペナントを制すのです。
各々がた打倒讀賣に参るぞ。


…とかだったら許す。