日曜の神宮の試合は試合開始が18:30ということもあって仕事おわりでうちに帰ってきてもまだ7回だったのです。珍しく大量得点を取っていたのでDAZNでライブ中継を見ていたのです。
ぼーっとTVを見ていたら、8回の裏にひょいひょいと出てきたピッチャーが藤浪でした。今年は藤浪が復帰したのになかなか画面で見る機会がなかったのです。この日やっと見ることができました。
とかいいつつも僕は藤浪には否定的です。
この日もTVを見ながら嫁に、いくら球が速くてもコントロールが定まらない。しかもそれを修正しようとして泥沼にハマって這い上がってこれない、ってそれ、やったらできる詐欺みたいなもんだわ。そもそも本当にやったらできるのならもうとっくに結果を出せているはず。そうでないのはそこまでの才能だったという事。
などなど悪態をついていたら藤浪が投げはじめたのです。
スリムな長身の長い手足が神宮のマウンドで舞うように躍動します。キレイなストレートは見られませんが暴れ馬の如く変化するボールは150オーバーです。結局この日は前日とは違って無失点に抑えました。
照明に照らされた藤浪のピッチング姿は幻想的ですらありました…
ま、あれです。
藤浪はやったらできる子なんです。
泥沼?そんなもん這い上がらなくても泥沼の底から投げたったらいいんです。コントロール?当てん程度にまとまればオッケー。先発がダメならセットアッパーをやればいいのよおほほほほとかのマリーアントワネットも言っていたではありませんか。これを機に藤浪よ、輝く中継ぎの星になるのじや。
福間を超えろ。
古。