愛岐トンネル群秋の特別公開に行ってきた

最初に言っておきますがトンネルの写真はございませんっ。

さ、秋もたけなわっていうかもはや終盤、紅葉もこれまたいよいよ終焉を迎えつつあるこの季節っ。シーズンラストのもみじを愛でになんと、日本三大廃トンネル群のひとつ愛知県は愛岐トンネル群へと行ってまいりましたっ。

この愛岐トンネル群、あるはずあるはずといわれつつもずっと幻のトンネル的な存在ではあったとのことですがとうとう2005年に発掘され2007年色々な人様の努力により一般公開できるまでに復興されたという、世の廃線、廃トンネルマニア垂涎の聖地なのです。詳しくは勝手にWikiでも検索していただくとしてそんな愛岐トンネル群、今年この秋は11/25〜12/3の9日間限定公開。さすがに土日は人きまくるだろうけど平日なら多少人出もましかもねと我が家の今年の紅葉大決算として本日うちの嫁と共に訪れてみたわけです。

いやぁうちらもいうてええ年ではありますが、世のお年寄りの皆様をば舐めておりました。最寄りの中央線定光寺駅周辺には駐車場がないのでひとつ前の高蔵寺駅のパーキングにクルマをほりこんで電車で行ったのですがなんかその高蔵寺駅からすでに山歩きガチ勢的な年配の方々がもう大勢電車待っとるわけです。ほんでこれ、電車来たらなんか軽く満員。ほんで次の、崖にへばりつくように作られ秘境駅の誉も高い定光寺駅でほぼみんな下車するわけです。

このへばりつくような階段を登った上に駅

川沿いの狭い歩道なんかも大渋滞。平日よ今日っ。天候もね、時折雨降ってぱっとせんかったけどまぁ人、人、人。簡易階段で少し上に登りそこから続く廃線跡を歩きトンネル群を目指します。元々線路やったところを歩いてトンネルをくぐっていくわけです。

元々線路あととはいえもちろん今や線路などございませんが単線の後なので道幅が微妙に狭い、崖っぷちの狭い道故に左側通行と定められております。ていうか写真撮影等で一旦人の流れから外れると合流するタイミングが難しいのです。

トンネル3つを抜けて県境の川にあたるところでおしまい折り返しです。川を挟んだ岐阜県側にもトンネルはあるそうですが整備されてはいず見学はできません。

ていうかねなんしか人いすぎ。そらもみじも見事でトンネルも風情があるけどこの人出ではぶっちゃけちょっとしんどいなと。

そして何よりトンネルの中とか特にバラスト(線路に敷いてあった砕石の事です)、こいつがまたいい感じで足の裏をば責めてくるのです。スニーカーで行ったんですけど行きしはまだしも帰りしなはさすがに痛くてちょっと辛くなってくるので底がしっかりした歩く用の靴を履いて行った方が良いです。

あと道中仮設トイレが各所設置されてはいましたがたぶんピーク時は大混雑するのではないかと思われるので事前に用を済ましてからトンネル群に臨むのが正解かもしれません。

貴重な文化遺産、機会があれば是非是非訪れてみて下さい。