シン・白井

幼い妹と二人施設に預けられた。施設出身である事でいじめられた。自分はともかく妹が不幸になる事は許されない。どこにいてもなにをしていても妹の身に少しでも危険が迫れば彼はすぐさま駆けつけた。二人で強く生きようと誓った。二人学校を卒業し職を得、ささやかながら普通の生活を送る事ができるようになった。

そんな時妹が吐血し倒れる。若年性の癌だった。ここまでこんなに苦労しながらも、やっとなんとか普通の生活が送れる様になったこの今、妹は不治の病に倒れるのか。

痩せ細りながら命の火をなんとか灯し続けようとする妹の手を握りしめしっかりしろと剥げます彼。しかし当の妹は自身の命が尽きようとしていることを悟っていた。共にここまで生きてきた兄に彼女は願う。誇りを持って自分の仕事をしてね、お兄ちゃん…そんな言葉に堪えていた涙が堰を切ったように溢れるのであった。

そんな彼女の思いを胸に今日も白井は天に届けとコールする。横を向き熱くストライクとコールする白井なのであった。

………

嘘です。

ま、とにかくタイガースはヤクルトにボロ勝ちしたったのです。これで甲子園での胴上げはなくなりましたっ。

うわははははは…


さ、明日も勝って優勝狙うでー!
まだいけるっ!


いうて他力本願やけどな。