リズムは大事

野球と言わずスポーツにはすべからくリズム感は大切です。

さ、そんなわけで先日、恥ずかしながらわたくし誕生日をむかえたのです。ええ感じの誕生日です。ケーキにろうそく立てたとしたらもはやケーキの表面が見えなくなるほどの歳ではありますが今は便利なもので数字のろうそくというのがございまして、たった2本で年齢を表現できてしまうのですっ。あゝ文明の進化とはありがたい。ケーキがろうそくだらけにならなくとも素敵なおじさまは誕生日を祝ってもらえる時代になったわけです。

ま、そんな事はいいのです。
ま、くれるわけです。
うちの見目麗しい娘たちが、お父様お誕生日おめでとうございます、と、下の娘は酒飲みの親父に、あ、お父様に、大吟醸を奮発してくれたのです。そして上の娘はオタマトーンをくれました。


オタマトーン、ご存知ですか?
はっきり言って楽器です。

パステルカラーのふざけた顔したところからおたまじゃくしよろしくみょーんと伸びた尻尾的なところにセンサーがあって音階を奏でるわけです。ふざけた顔のところの口の部分をふにょふによするとビブラート的な効果があり実に様々な音を奏でることが……伝わってますか?
ま、なんでもいいのですが、要は半分おもちゃのような楽器です。


ちょっと前にスッキリで見てオタマトーンの虜になり欲しい欲しいと言っていたら娘がプレゼントしてくれたわけです。早速弾いてみるとこれが可愛いっ。
可愛くはあるのだけれど小学生のたて笛以来全く楽器を触ったことがないのでなんの曲も弾けませんっ!

必死で記憶を頼りに松田聖子の歌などを奏でてみてもうちの美しい嫁などは難しい顔をしてんー、わからんっ、とほざく有様。挙げ句の果てに貸してみと言って愛くるしい嫁がなんか音を鳴らすのですが何を弾いているのやらさっぱりわからないのです。
しまいにはくれた本人である上の娘があーとか言いながら何やら弾いてみせるのだけれどもこれまたわからん…

家族全員音符も分からんのに何故にオタマトーン来たっ!

そらオタマトーンちゃんもただただみーって言うわっ!


ごめんねオタマトーン。
なんかがんばるわ、オレ…


大山君もがんばってね、
なんかを…